売れ残りの原因は「照明の有無」だった?
- STAFF
- 5 日前
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こんにちは、ステージングサービスです。
私たちが手がけた物件が「早く売れる」というデータが出てきて、私たち自身も安心していたところですが、最近は「売れる物件」と「売れ残る物件」の差が、少しずつ広がっているように感じています。
その違いを探っていく中で、実際の現場から見えてきた「意外な盲点」がありました。
それが「照明」です。
【2Fの洋室が“真っ暗”だった話】
ある長期在庫の物件を視察したときのこと。
私は1FのLDKや設置状況を確認したあと、次の予定があったため現地を後にしました。
その後、営業担当に「2Fの洋室もいつも通りで問題なかったですよね?」
と確認したところ、「はい、大丈夫です」との返答。
しかし、後日レンタル品の明細を確認すると、
2F洋室の照明が入っていないことに気づきました。
念のため「2Fの照明は、お客様側でご用意されていたのでしょうか?」
と確認したところ、「たぶんそうだったと思います」との回答。
忙しい現場ではつい見落としがちな部分ですが、私たちも含めて2Fの状況を
正確に把握できていなかったようです。
再度現地を確認すると、2Fの部屋には何の照明もなく、真っ暗な状態でした。
内覧に来たお客様は、おそらく2Fをまともに見られていなかったはずです。
特に日没が早い冬場や、雨の日・夕方の内覧は致命的だったと思われます。
照明がない=“見えない部屋”は売れにくい!
以下のようなチェックポイント、意外と見落としていませんか?
✅ 洋室や和室に照明はちゃんと設置されているか?
✅ 「売主(または買主)が用意する予定」になっていて、実際に用意されているか?
✅ 内覧時に、全ての部屋がしっかり「見える状態」になっているか?
どれも当たり前のようでいて、忙しい日常の中ではつい見落としがちです。
【売れる物件にするための“照明の選び方”】
ただ照明をつければいい、というわけでもありません。
以下のポイントを意識すると、空間の印象がぐっと良くなります。
🔶 畳数よりもワンサイズ大きめの照明を選ぶ
例:6畳の部屋なら8~10畳用を推奨
🔶 壁紙や床の色に合わせて“光の色”を調整する
白っぽい部屋 → 電球色でもOK
グレーやダークな内装 → 昼白色で明るくはっきり見せる
照明の工夫だけで「暗くて狭い」印象が「明るくて広く感じる」印象へ変わります。
これは、物件の魅力を伝えるうえで非常に重要なポイントです。
■ 最後に
購入を検討する方の多くは、「理屈」よりも「感覚」で物件を判断しています。
「なんか暗いな…」「雰囲気がちょっと悪いかも…」
そんな小さな違和感が、「購入をやめておこうかな」という判断に
つながってしまうのです。
照明ひとつで、物件の価値は大きく変わります。どうぞ、照明チェックを忘れずに!


★★ 私たちは、物件を「売れる状態」に整えるプロフェッショナルです ★★
小さな気づきと、ちょっとした手間をカバーするために
これからも工夫を重ねていきます。
「また照明足りなかった!」「あの物件、間に合うかな?」そんなとき
(株)ステージングサービスの照明も選択肢に加えていただけると嬉しいです。
今週も、「売れたよ、引上げ来て」のご連絡、お待ちしております!
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